


筒井康隆原作の映画
【敵】を観た。

フランス文学教授をリタイヤし妻に先立たれ
祖父の代から日本家屋に一人暮らす渡辺儀助77歳。
決まった時間に起床し、料理は自分で作り、
衣類や文具など丹念に扱い、時には気のおけない友人と
酒を酌み交わし、教え子を招いてディナーを振る舞う。
貯金が後何年持つかを計算し日常が平穏に過ぎていく。
ある日、書斎のパソコンの画面に
【敵がやって来る】と
不穏なメッセージが流れてくる・・・
全編モノクロの映像で、長塚京三の演技もイイ。
結局、【敵】は具体的に出て来ないが
番長的に解釈する【敵】は
平和過ぎる日常、老い、孤独だと思った。
趣味や仕事がある人は気づかない無の部分、
何も無い事への不安が年をとって平穏な日々を過ごす
時間が自分の内にある【敵】ではないだろうか?
2時間の上映時間が短く感じた映画でした。
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